国内旅行で宿泊した学生時代の思い出

短大時代、近隣の大学の学生でレジャーサークルを作った。

国内旅行を当番制で幹事を決めて計画し、夏はキャンプ、冬は温泉などテーマを決めて旅行した。 みんな学生でお金を持っていないため、宿泊なども安く済むところをネットや情報誌で探したり、学生同士の情報交換などでかなり頑張った。

お金がないなりにみんなで積立をしてレンタカーを借りて車で行けるところは夜通し走ったりした。

男女のサークルだったが民宿などでみんな兄弟みたいに大部屋に雑魚寝して朝まで語って、近くの温泉に入ったりして本当に楽しかった。何より何か月も前から計画していたので資金集めのためのバイトにも精が出た。

旅行のためにバイトを掛け持ちしている先輩がいてその先輩が後輩のために多く出資してくれたりした。学生時代にみんなでいろいろ国内旅行した事で社会人になり家庭を持っても尚、何かにかこつけてみんなで集まりお酒を飲む。 その時には必ず旅行の時の話になり、話題は尽きない。

旅行の一つ一つに笑い話があり、みんなの顔を見ると思い出が蘇ってくる。父親になった男の子たちはみんな自分のような経験をしてほしいと口々に言っているし、私もそう思っている。

主人は私のように友人と旅行をした経験がないため今でもうらやましがられる。 学生時代の旅行はいい思い出作りにもなるし、幹事は計画性や協調性も身に着く。息子はまだ2歳だが是非こうゆう仲間を見つけて人生を楽しんでほしいと思うのだ。